米大統領選に向けた民主党の候補者選びでは、選挙戦から撤退した3人の候補がジョー・バイデン前副大統領への支持を2日夜に表明する。14の州で予備選・党員集会が行われる3日の「スーパーチューズデー」を前に、党内中道派がバイデン氏支持で一本化する見通し。民主党の候補者選びでは、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州)が多くの代議員を抱える州でリードを広げ、優位に立っている情勢。バイデン氏はサンダース氏に対抗できる候補として、同様の主張をしているニューヨーク前市長のマイケル・ブルームバーグ氏と初めて激突することになる。29日のサウスカロライナ州予備選での圧勝して以降、バイデン氏には追い風が吹き続けている。インディアナ州サウスベンド前市長のピート・ブティジェッジ氏が3月1日に、またエーミー・クロブシャー上院議員(ミネソタ州)は2日に選挙戦からの撤退を表明。両氏ともバイデン氏を支援する見込みとなった。候補指名争いから昨年撤退したテキサス州の元下院議員ベト・オルーク氏も バイデン氏を支持する見通し。
米大統領選、民主中道派はバイデン氏で一本化へ
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