男女差別をしない
たしかに、製造業は日本の宝です。生産性も高いし、品質も素晴らしい。
でも、今、日本のGDPに占める製造業の割合は2割を切ろうとしていて、雇用に至っては16%前後しかいない。
これでは、日本の産業を引っ張れないことは明らかですから、日本は新しい産業を生み出すしかないのです。
まず、社会全体で、男女差別をしないのが世界標準です。
男性・女性と分ける考え方は時代遅れも甚だしい。その典型が男性は仕事、女性は家庭という性分業です。
とことん「混ぜて」みる
それから、ダイバーシティ。
できるだけ、いろんな人と混ぜる工夫をする。
小学校の教育についても、1年、2年、3年、4年、5年、6年と年齢別に分けるより、1~6年生まで同じ教室にし、上級生が下級生を教えるアクティブラーニングのほうが、はるかに効果が上がるという実験結果もあります。
これも、ダイバーシティです。
キーワードは混ぜることです。