【ワシントン】米大統領選に向けた民主党の予備選が集中した3日の「スーパーチューズデー」は、ジョー・バイデン前副大統領が多くの州で勝利を収めた。一方、バーニー・サンダース上院議員(バーモント州)はカリフォルニア州を制し、大統領選の党候補選選びは実質的に候補2人の勝負に絞り込まれた。今後の予備選を通して激しい闘いが続きそうだ。  バイデン氏と候補指名を争ってきた中道派の対抗馬は1人、また1人と撤退し、バイデン氏の支持に回った。4日にはマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長も選挙戦からの撤退とバイデン氏支持を表明した。