新型コロナウイルスの感染拡大でフェイスブックなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用は急増したかもしれないが、広告収入はこの勢いに続きそうにない。感染拡大を向けて世界的に活動が抑制される中、家から出られなくなった人々はSNSを利用する頻度がこれまでよりはるかに高まっている。友人や家族と連絡を取り合ったり、ニュースをチェックしたり、あるいはトイレットペーパーを入手する手掛かりを共有するためだ。フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は先日の電話会見で、このところのトラフィック急増は大みそかに目にする水準を「大きく上回る」と指摘。「メルトダウンを確実に回避する」ため、インフラ面の必要性を把握することに努めていると述べた。
新型コロナでSNS利用急増、広告収入は期待薄
有料会員限定
あなたにおすすめ