太平洋に展開している米原子力空母セオドア・ルーズベルトで、新たに乗組員5人の新型コロナウイルス感染が確認された。これにより、同空母での感染者数はここ1日でおよそ倍増した。米海軍当局者が明らかにした。感染が確認された乗組員8人のうち、4人がこれまでにグアムの医療施設に航空機で移送された。残る4人も近く退避させる予定という。海軍当局者はまた、感染者と濃厚接触した乗組員の特定を急いでいると述べた。展開中の軍艦内で感染者が出たのはルーズベルトが初めて。同空母には約5000人が乗船している。