欧米諸国の一部は新型コロナウイルスの大量検査にかじを切りつつある。新たな感染者を迅速に隔離すれば、感染拡大が食い止められ、小売店やオフィス、工場の段階的な再開が可能になるとの期待が背景にある。  ロックダウン(都市封鎖)の経済コストが膨らみ、感染減速の兆しに乏しい中、欧州当局者や科学者は、韓国やシンガポール、台湾の例に倣い新たなアプローチを推進している。米当局者の大半は、ウイルス感染抑制のため、人との距離を開ける指針に引き続き注力している。  ドイツは週間で最大50万人と欧米で最多の検査を実施している。