ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のダニエル・パール記者が2002年に殺害された事件を巡り、パキスタン・カラチの控訴裁判所は、殺人罪に問われていた英国籍のオマール・サイード・シェイク被告に対する下級審の死刑判決を破棄した。拉致に関わった罪で有罪となり禁固7年に減刑された。シェイク被告とともに下級審で拉致・殺人の罪で終身刑を言い渡されていた男3人は無罪となった。パール記者はムンバイ支局の記者で、過激派の聖職者にインタビューする予定で現場に向かう途中にカラチで拉致され、その後殺害された。パキスタン最高裁判所に上告されるのかは不明。
WSJ記者殺害、パキスタン控訴裁が死刑判決を破棄
拉致に関わった罪で有罪、禁固7年に減刑
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