片づけ未完了ストレスの解消法(2)
「気になりにくくする」

●自分の“聖域”を作る

 ちゃんと片づいた状態になりにくいなかで、ほどほどに現実と折り合いをつけるために効果的なのが「ここだけは落ち着く」という小さなエリアを確保することです。

・場所/時間で区切る工夫

 大事なのは「自分の居場所」と感じられることです。ミニデスクなどの家具を新たに設置するのもよいですが、それによって狭くなってしまうなら、現状のままでできるアレンジを考えればよいと思います。

 私が以前に整理収納のサポートで伺ったご家庭では、「夜、子どもが寝静まった後、ダイニングのこの椅子に座ってひと息つくのが、何よりの『くつろぎタイム』になりました」という話を聞いたことがありました。日中は賑やかなダイニングまわりも、その時間だけは空っぽにできるよう、「書類・雑貨を仕舞う場所」を確保すればよいのです。

・見える景色をコントロールする工夫

“聖域”を作る際には、落ち着かないものが目に入らないように場所を確保することが大切です。まずは、おもちゃスペースや書類の詰まった棚などが正面に来ないようにしましょう。ダイニングテーブルやソファの向き、おもちゃコーナーの位置を変えてみるなどの簡単な模様替えで、十分に実現が可能です。

 あとは、状況や好みに合わせて、窓の外が見えるのが好きならそちら向きに、作業に集中したいなら壁向きに、などアレンジすればよいでしょう。

●家族同士でエリアを住み分ける

 リビング全体が子どものプレイルーム化しているお宅もよくお見かけします。マットを敷く、おもちゃ棚をL字に配置するなどのちょっとした工夫でリビングをエリア分けして、おとなの居場所も確保しましょう。

 子どもが伸び伸び遊ぶことと、おとながゆったりくつろぐことは、本来、両立可能です。そして、お子様も「小さく区切ってできた自分の場所」をきっと喜んでくれることと思います。