インドのホテルベンチャー、OYO(オヨ)ホテルズアンドホームズは、日本の一部従業員を最大の投資家であるソフトバンクグループに委ねる計画だ。ソフトバンクが苦境に追い詰められている重要な投資先の支援に動いたとみられる。  OYOはソフトバンクGと「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」から受けた資金を追い風に、世界有数のホテルチェーンに成長。赤字が続いているものの、事業拡大に伴い評価額が膨らみ、ビジョン・ファンドに含み益をもたらした。  だが、昨年はOYOの急成長に急ブレーキがかかった。