新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)に伴い、世界は中国共産党の不快な真実の一部を学びつつある。その新たな一例が香港から届いた。香港警察が18日、同地で最も著名な民主主義支持者10数人を逮捕したのだ。逮捕劇には中国からの命令であることを示す特徴がそろっていた。逮捕者の中には、香港基本法の主要な起草者の1人で、香港の民主主義運動の父とみなされているマーティン・リー(李柱銘)氏(81)、メディア界の大物でウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の寄稿者でもあるジミー・ライ(黎智英)氏(71)、少なくとも8人の元野党議員、少なくとも4人の民主主義支持の活動家が含まれている。警察によれば、彼らは昨年の抗議行動を組織したり、行動に参加したりした際に、違法行為を行ったという。