メッセージアプリ「スナップチャット」を運営する米スナップが21日発表した1-3月期(第1四半期)決算は、ユーザー数と売上高が大きく伸びた。新型コロナウイルスの封じ込めに向けた封鎖措置で、アプリでの友人などとのやり取りが増えたことが寄与した。3月最終週のアプリ上のやりとりは、1月最終週に比べておよそ30%増えた。コロナ感染がより深刻な地域では、およそ50%超伸びたという。デーリーユーザー数は前四半期比1100万人増の2億2900万人。5四半期連続の増加となった。ファクトセットがまとめた市場予想は2億2400万人だった。売上高は44%増の4億6250万ドル(前年同期は3億2040万ドル)と、市場予想の4億3000万ドルを大きく上回った。