米大統領選で民主党の候補指名が確実視されるジョー・バイデン前副大統領は1日、元スタッフが主張する性的暴行疑惑を否定した。この件に関してバイデン氏が公に対応するのは初めて。テレビ番組でのインタビューに先立ち公表した書面で、バイデン氏は疑惑について「真実ではない。絶対に起きていない」と述べた。以前バイデン氏の上院事務所に務めていたタラ・リードさん(56)が、バイデン氏から性的暴行を受けたと訴えている。MSNBCの番組「モーニング・ジョー」のインタビューで、バイデン氏は改めて疑惑を否定。「真実ではない。私は断言する。絶対に、絶対に起きていない」と語った。リードさんのことを覚えているかとの質問には、バイデン氏は「彼女からいかなる苦情を受けたことも覚えていない」と述べた。
バイデン氏、性的暴行疑惑を否定 「真実ではない」
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