【上海】米中関係は数十年ぶりの水準まで冷え込み、新型コロナウイルスの大流行により、個人消費は世界的に落ち込んでいる。だが、米国の企業やブランドはむしろ、中国への強気な姿勢を強めているようだ。  その答えは、上海中心部を取り囲んだ数百人の行列にあった。米ファストフードチェーン、ポパイズ・ルイジアナ・チキンのチキンサンドイッチを味わおうと、多くの人々がソーシャルディスタンス(対人距離の確保)を無視して列をなしていた。  中国で1500店舗の開設を目指すポパイズは15日、初店舗をオープンさせた。  「中国人はそれでも米国や米国ブランドが好きだ」。