米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、向こう10年間で社員の大部分を在宅勤務に移行する方針を示した。新型コロナウイルス流行を受けて早期に導入した遠隔勤務を恒久的に継続していく方向で、業務構造を見直す考えだ。  21日社員向けに配信されたライブ動画で詳細を明らかにした。  新規採用者に対する在宅勤務については、まず米国内から開始し、当初はシニアエンジニアのみを対象とする。各チームのリーダーが認めれば、新規採用者には在宅勤務の選択肢が与えられる。また世界各国に勤務する優秀な現社員についても、在宅勤務の申請を行うことが可能になる見通し。