コロナ禍をきっかけに、営業職のあり方や働き方が大きく変わりそうだ。テレワークが増え、対面による営業が困難になる上、根性論好きな上司に対しても「やっているフリ」が通用しなくなる。あなたはこれからどう変わるべきか。(営業サポート・コンサルティング代表取締役、営業コンサルタント 菊原智明)
コロナ禍で
状況が一変した営業
営業の世界ではほんの少し前まで「足で稼げ」もしくは「行動量=結果」と言われていた。お客様のところへ直接訪問して新規開拓や商談、サポート業務を行う。それが営業のセオリーだった。
ところが、新型コロナウイルスの影響によって状況は一転してしまった。今まで会社でやっていた商談、接客、飛び込み訪問、定期訪問などの営業活動をテレワークに変えざるを得なくなった。
これからは会社にもお客様のところにも自由に行けず、しかも結果を出さなければならない。これはとてつもなく大きな変化である。
直接の面談は激減し、テレワークでの営業活動が増えていくのは明らかだろう。