オハイオ州で150年の歴史を持つ遊園地シダー・ポイントの事務所で、ブライアン・ウィザロー氏は例年この時期に世界最速級のジェットコースターからの叫び声を聞くことができる。同パークの運営会社シダー・フェアで最高財務責任者(CFO)を務めるウィザロー氏によると、現在パークは静かだ。同社は同パークや全米に保有する他のパークを数カ月にわたり閉鎖した。同氏は財務上の対処で苦戦している。「われわれは他の業界以上に打撃を受けた」と同氏はインタビューで述べた。「中間はない。テークアウトができるレストランとは違う。オープンから100%閉鎖に移行した」米国では一部テーマパークが今週恐る恐る再開しているが、新型コロナウイルスの感染拡大がやまないなか、所得の減った客がスリルを求めて戻ってくるのかパーク側は自問している。
米国の遊園地が再開、客は戻るか?
シーズンパスの販売に懸念
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