ドナルド・トランプ氏が2016年の米大統領選を制すると、中国指導部に衝撃が走った。対抗馬のヒラリー・クリントン氏が勝利するとの想定が外れたためだ。中国当局者はすぐに、最も頼りになるワシントンの旧友に感触を探ってみた。米大手企業の最高経営責任者(CEO)や業界団体だ。  戻ってきた報告は、不安を高める内容だった:トランプ氏は、考えを読むのが難しい相手だ。ポピュリズム(大衆迎合主義)が台頭している。米国は変わりつつあり、新たな指導者ともうまくやっていくためには、中国も変わる必要がある。