保釈中のカルロス・ゴーン被告の逃亡を手助けしたとして日本が国際手配しているマイケル・L・テイラー容疑者ら2人の弁護団は、8日に米裁判所に提出した文書で、容疑者らは日本で罪を犯していないため身柄を引き渡すべきではないと主張した。元米陸軍特殊部隊(グリーンベレー)のテイラー容疑者と息子のピーター・M・テイラー容疑者は5月、ゴーン被告の逃亡を手助けしたとして捜査している日本当局の要請に基づき、米連邦当局によってボストン郊外で逮捕された。日本で金融商品取引法違反などの罪で起訴されたゴーン被告は昨年末、楽器の箱に隠れてプライベートジェット機で密出国した。米検察当局は、テイラー親子が大きく関与していたとし、日本側の捜査で多くのビデオ証拠があると述べた。
ゴーン被告逃亡協力の米国人、弁護団は犯罪行為を否定
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