米国の外食業界が崩壊したがれきのすき間に、一握りの若芽が芽吹いている。同業者の多くは外出制限が実施されるとすぐに閉店したが、一部飲食店のオーナーはスタッフや会計士、クラウドベースの飲食店管理スタートアップ企業のテックサポート、ウーバー・イーツやドアダッシュといった食事宅配プラットフォームの営業担当者に協力を求め、デリバリーとテークアウトを成功させる秘訣(ひけつ)を探った。困難は多く、挑戦は続いている。カリフォルニア州バークレーのメキシコ料理レストラン「コマル」と、隣接する「コマル・ネクスト・ドア」の共同オーナー、アンドリュー・ホフマン氏は「この12週間ほど飲食業界でハードに働いたことは、過去10年なかった」と述べた。「昨夜は暴動が怖かったからレストランを早くに閉めた」と話している。