米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長は11日、ドナルド・トランプ米大統領がホワイトハウス近くの教会前で写真撮影した場に自身も同行したことは、誤りだったとして謝罪した。ミリー氏は、ワシントンの国防大学で行った講演で、写真撮影の場にいたことで、米軍が「国内政治に関与している」との印象を与えてしまったとし、「あの場にいるべきではなかった」と述べた。その上で、自身の過ちを教訓として、全員が学ぶことを望むと語った。ホワイトハウスは現時点でコメントの要請に応じていない。警察当局や州兵は、トランプ氏が写真撮影を行った教会へと向かうため、付近に集まっていた抗議デモの参加者を強制排除していた。