――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米国の雇用市場は恐らくまだ回復途上だが、一部投資家が思ったほど急速ではない。  米労働省が18日発表した13日終了週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は150万件と、前週からわずか5万8000件の減少となった。自営業者やギグワーカーのために設置されたパンデミック失業支援(PUA)プログラムへの申請件数(季節調整前)は前週の69万4463 件から76万0526件に増加した。  通常の失業保険の継続受給者数(1週間遅れで発表)は6日終了週で2050万人と、前週から小幅に減少した。