米国のオフィスワーカーは不安でいっぱいだ。大企業によるレイオフ(一時解雇)の発表が相次ぎ、人工知能(AI)が労働者を代替すると経営トップが警告する時代において、16日に発表された米雇用統計は最新の不吉な兆候となった。全体の失業率は4.6%に上昇し、情報や金融などオフィスワーカーが多い業種では10月と11月に雇用が減少した。