最終速度に達すると、豆腐でさえ、車のフロントガラスに決定的な打撃を与えられる。  中国最東部の都市、佳木斯(ジャムス)に住むツァン・ホンジャンさんが昨夏に経験したことだ。車で外出しようとした際、フロントガラスが白い泥状物質に覆われているのを発見。それを取り除くと、ガラス表面には蜘蛛の巣状の亀裂が広がっていた。  「凍らせた豆腐ではない。柔らかい状態だった」。彼女は地元テレビ局のインタビューでこう述べた。  犯人は謎のままだが、ツァンさんは駐車していた場所にそびえ立つ33階建てタワーマンションを手で示した。