弁護士「(妻への愛を大衆に語ったことで)傷ついた愛人が浮気を告白するぞ」
 夫「彼女は絶対にそんなことはしない」
 弁護士「全ての愛人はそうするのさ」

 そして案の定、愛人の告発によってますます夫は窮地に追い込まれていくのだけれど、とりあえず映画の話は置いておいて、確かに愛人の告発によって不倫が発覚する事件はつい先日もあった。

 おそらくお笑いタレントの彼も週刊誌報道が出るとわかる直前まで、自分とトイレでお楽しみの時間を過ごした、自分に惚れているはずのギャルズが、週刊誌に被害者のような顔で密告することなど考えてもいなかったのだろう。

ハニートラップよりも
現実的な「やばい女」

 有名人の場合、最初から週刊誌や敵陣営などへの情報提供を狙って近づくいわゆる「ハニートラップ」を警戒する人は多い。

 しかし、そのようなトラップではなく「お互い好きあっている上に既婚であることは了承済みで付き合う割り切った恋人」が告発するなんて夢にも思わない、という人がほとんどだ。

 実際はハニートラップよりも、元々は密告を目的としていたわけではない、浅はかだけど悪気のない愛人たちによる告白の方が、よほど現実味があるのだけれど。

 特にメディアで活躍しているわけでもない人の場合、「ハニートラップ」を警戒する代わりに「やばい女」を警戒する。

 女には「割り切って大人の遊びを共有する都合の良い愛人」と「騒いだりバラしたり家庭を壊したりする都合の悪い愛人」の2種類がいると思っているのか、前者と遊んだ気になって、すっかり安心している人が多いのだ。