ドナルド・トランプ米大統領の選挙陣営は21日、前日にオクラホマ州タルサで開催した選挙集会の参加者の数を巡って、メディア批判を展開した。トランプ氏の側近らは、参加者が予想を下回ったのは、新型コロナウイルスの感染状況や全米各地での抗議行動に関する報道の仕方に問題があったと批判。また、会場前でデモ隊が参加者の入場を阻止したなどと述べた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の記者らは、そのような様子を確認できなかった。タルサ警察は、会場前での抗議活動はおおむね平和的に行われたとしている。タルサ市当局は定員1万9000人の会場に約6200人が集まったと発表した。トランプ氏は23日、アリゾナ州フェニックスで開かれる学生支持者の集会や、同州ユマでの国境警備関連イベントに出席する予定。25日には同じく激戦州のウィスコンシン州に移動し、造船所で演説を行う。