米ジョージア州南東部で今年2月、ジョギング中の黒人男性アフマド・アーベリーさん(25)が射殺された事件を巡り、大陪審は24日、3人の白人男性を殺人罪などで正式起訴した。コブ巡回区のジョイエット・ホームズ検事は、グリン郡の大陪審が起訴を決めたと発表。重罪謀殺など9件の罪で起訴されたのは、グレゴリー・マクマイケル、息子のトラビス・マクマイケル、ウィリアム・ブライアン・ジュニアの3被告。ホームズ検事は「被害者のために正義を追求する上で、また1歩前進した」と述べた。グレゴリー・マクマイケル容疑者の弁護団は、当日の行動が殺人ほう助にあたらないと主張。トラビス・マクマイケル容疑者の弁護団は正当防衛を主張している。事件の様子を撮影したブライアン容疑者の弁護士は、アーベリーさんを追いかけた際に罪は犯していないと主張した。
ジョージア州の黒人射殺事件、大陪審が3被告を殺人罪で正式起訴
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