米国内の多くの地域で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が勢いを増し、ここ2週間近くは感染速度も上がっていることが分かった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の分析では、この傾向は検査数の増加だけが原因ではないことも明らかになっている。  WSJが米ジョンズ・ホプキンス大学のデータを分析したところ、米国内ではオクラホマやサウスカロライナ、そしてワシントンなど33の州で、新規感染者数の7日間平均が24日に過去2週間の平均を上回っていた。6月初めに同様の状況にあったのは21州だったため、新規感染者が増えていることが示された。