米南部ミシシッピ州の議会は28日、州旗から南部連合のシンボルを126年ぶりに取り除く法案を可決させた。このシンボルが今も州旗に使用されているのはミシシッピ州のみ。テイト・リーブス州知事(共和)は、旗を巡る議論が旗そのものと同じように分断を生じさせるきっかけになっているとして、法案に署名する意向を示している。法案は、両院とも共和党が過半数を占めている州議会で、下院では91対23、上院では37対14で可決された。法案は15日以内に現在の旗の利用を停止することや、新たな旗をデザインするため9人で構成される委員会が設置されることを定めている。新たな旗の最終的なデザインは9月14日までに示された後、11月に実施される投票で有権者から承認される必要がある。