〈金融資産〉
・財形貯蓄(3600万円)
・確定拠出年金:(800万円)
※8割は元本保証商品で運用、50歳以降の会社拠出は年間14万円ほど
・証券口座(600万円) ※300万円ほどは国内株で保有
・退職金(約1700万円) ※60歳定年時点でも約2000万円強

〈その他補足〉
・現在の会社での年収は55歳以降、700万~800万円程度にダウン予定
・その他の保険→アフラックがん保険、積立介護費用保険(25~60歳払い済み、60歳満期金100万円)
・子ども手当ては子供口座で全額積み立て中
・借金:無し

<具体的なお悩み>
 2人の子どもと専業主婦の妻をもつ、51歳会社員男性です。今後2~3年のうちにセミリタイアが可能かどうか相談させてください。転勤のため現在は地方都市で、家族で暮らしています。しかし、家族の負担を考え、このまま転居の繰り返しや単身赴任の生活は避けたいと考えています。次の転勤で持ち家のある関東に戻れる保証も無いため(地元配属などの配慮は原則無い会社)、会社を辞めて地元の持ち家に住み、年収200万~300万円程度で働き続けていくのもありかなと考えています。

 特段ぜいたくをしている自覚は無いものの、月々の支出が多いのが心配です。ボーナスで補填するものの、結局はそれでも足りず貯蓄から毎年50万円以上取り崩しています。今後、現実的な目標として、1カ月当たりの支出を10万円削減したいと思っています。

 今回は51歳の会社員Dさんからのご相談です。今後2〜3年のうちにセミリタイアが可能かどうか、早速キャッシュフローから試算していくことにしましょう。

Dさん一家のキャッシュフロー
使途不明金が、明るみに

 まずは、Dさん一家の収入から確認します。Dさんの年収は現在、額面1200万円の年棒制、奥様は専業主婦です。手取額は950万円として試算します。

 次に、支出を整理しましょう。月間の支出はクレジットカードが平均35万円、生命保険8万円、社宅使用料4万円、現金支出が平均8万円ということで、合計55万円です。このほかに、住宅ローン月12万円があり、月間の総支出は55万円+12万円=67万円。年間では67万円×12カ月=804万円ということになります。