都道府県別では東京が65件と最多で、大阪25件、北海道と静岡が18件、兵庫14件、神奈川9件などとなっている。当然のことながら東京や大阪は本社のある企業数が多いので倒産件数も多くなると推察され、件数だけで判断するのは早計というものだろう。

<都道府県別コロナ関連での倒産企業数>
1位 東京 65件
2位 大阪 25件
3位 北海道 18件
4位 静岡 18件
5位 兵庫 14件
6位 神奈川/広島  9件
8位 福島/長野     8件
10位 愛知/福岡   7件
帝国データバンク 新型コロナ関連倒産 6/19発表

 帝国データバンクの数字を見ていて私が気になったのは、倒産件数の多い大都市圏ではなく、静岡18件、広島9件、福島/長野8件などという数字である。

 これらはその地域内にある企業数の割には倒産件数が多すぎるのではないか。つまり、地域別に見た場合、倒産する会社の比率が高い地域なのではないだろうか。

都道府県別の企業数に対する
コロナ関連倒産企業数を見ると…

 マクロビューで検証をしてみたくなり、都道府県別の企業数に対するコロナ関連倒産企業数の比率を確認してみた。1位は福島、次いで静岡、北海道という順序である。

 意外かもしれないが、企業数が最上位の東京と大阪は倒産企業数も多いが、母数となる企業数も多いため、倒産企業比率は全国平均を下回っている。

 また、当たり前のことだが、この順位は都道府県別のコロナ感染者累計数(人口100万人あたり)とは何の関係もなかった。人口に対する感染者比率が高い都道府県は上から順に、東京、石川、北海道、富山、大阪、福岡といった順位で、上位10都道府県同士を比べても重なっているのは北海道だけである(札幌医科大学調べ 6月20日時点)。