米ニューヨーク州北西部フィンガーレイクス地方の丘陵地にひっそりとたたずむリゾート施設「エンパイア・ヘイブン」には、魅惑的なキャッチフレーズがある。「何もかも放り出そう。心配事。苦労の種。・・あなたの衣服さえも」今年、このヌーディスト向けリゾートは来訪者にあるアイテムを持参するよう求めている。それはマスクだ。「少し変ではある」と総支配人メーガン・ロビンソンさんは認めた。「体の中でそこだけ布で覆うというのは」服を着るかどうかは自由(オプション)だとうたっているリゾート地の多くが今夏、マスク着用はオプションではないとするお知らせを出した。悩ましい思いを抱えるフロリダ州キシミーの「サイプレス・コーブ・ヌーディスト・リゾート」の経営者は最近、こうツイートした。「マスクを着けているのに、本当にヌードだと言えるのか?」