(2)仕事中のおやつがやめられないAさんのケース
水を買ってヘルスコンシャスに!

 オフィスでも家でも街中でも、甘いものの誘惑は常にあるもの。甘いものよりは良いだろう、とナッツ類に手をのばす方もいらっしゃいますが、結局は食べすぎてしまうことが多く、おやつをナッツに代えて痩せた、というケースは残念ながらあまりありません。

 やはり、「食事時間以外に何かしら口にしないといられない!」という習慣そのものを断つのが一番なのですが、これを意志だけの力に頼ろうとすると、本当に難しいものです。

 Aさんも、仕事中のおやつがやめられないことで悩んでいたひとり。また、Aさんの場合は、便秘にも長年悩まされていました。食事記録では、水分のとり方までは記録をしていないのですが、お話を聞くと、コーヒーやお茶類以外の、純粋な水をほとんどとっていないことがわかりました。「お水は味がないから嫌いなんです」とおっしゃるほどなので、外食などで食事と一緒に提供されたとき以外は、ほとんど飲んでいないことがうかがえます。

 そこで、いくつか“おいしい”お水をご紹介したところ、その場でサイトで購入。そのお水が嗜好にあったことで飲水習慣が身に付き、「甘いものを食べたい、と思ったときにまずはお水を一口飲むと、それで結構満足することに気がつきました。甘いものが食べたいのではなく、口寂しかっただけなんですね」「わざわざお水に投資しているのに、適当なお菓子を食べるのがもったいなくなった」「お水を飲むようにすると、自分が美意識が高い人間のように思えて、外食するときにサラダを頼んだりすることが楽しくなってきた」などとヘルスコンシャスになっていきました。

 食生活に起因する健康上の悩みは、食事をコントロールすることでしか解決できないと思ってしまいがちですが、水分のとり方も大切です。こちらは、食事にテコ入れをするよりも心理的ハードルが低いのもメリットですよね。熱中症は室内でもリスクがあります。これを機会に、「1日に自分はどれだけ水をとっているのか」をはかってみるのもおすすめです。