有名私大への現役進学率も、この10年で増えている。現役合格者数のうち実際に進学した人の割合をみると、早慶上理は10年前の32.4%から39.3%に、MARCHが30.5%から32.8%に、関関同立が30.1%から33.9%に増えた。

「保護者の現役志向も強くなっています。有名大でなければならないという学歴信仰が薄れ、浪人するくらいなら、大学で頑張って1年早く社会に出たほうがいいという価値観に変わってきています」(安田さん)

 少子化も相まって、各大学とも推薦入試制度が年々充実してきている。浪人して一発逆転を目指すより、高校3年間いかに頑張るかという考え方に変わってきているようだ。

(河嶌太郎)

週刊朝日  2020年7月24日号

AERA dot.より転載