【ブリュッセル】欧州連合(EU)の首脳会議は21日早朝、7500億ユーロの復興基金と1兆ユーロ超の次期中期予算で合意した。前例のない景気後退に歯止めを掛けるため、経済統合の深化につながる新たな措置を導入する。  今回の合意は4日間に及ぶ協議で取りまとめたもので、EU初の共通債発行を柱としている。ドイツのアンゲラ・メルケル首相とフランスのエマニュエル・マクロン大統領は補助金の額などを巡り譲歩を強いられた。  EU首脳は最終的に7500億ユーロの復興基金に合意。そのうち3900億ユーロは補助金として、残りは融資として提供される。補助金は当初案の5000億ユーロから減額された。