ジュリア・ベグレーさんは、10歳の娘イブさんを秋に学校に戻すことに不安を覚えている。そのため、似たような年の子供を持つ親にインタビューし、自分たちの小さな学校を作ろうとしている。  学校を管轄する当局が再開計画を発表するなか、一部の親はオンラインクラスやアウトドアプログラム、他の家庭と合同で「超小規模」学校を作るなど代替策を見つけている。春に仕事と学校のやりくりを乗り切った家庭は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染率が上昇するなか、迫りくる新年度――さらにバーチャルと対面の授業やマスクに疲れた子供――におじけづいていると話す。