今夏、ビジネス会議の新たな必需品といえば、ガーデンチェアと日焼け止めだ。米国の多くの地域でオフィスはまだ閉鎖中だが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のさなかでも対面による共同作業は必要とされるため、公園やビーチ、住宅の庭などに集まる企業やチームが増えている。戦略会議や近況報告を兼ねたこうした少人数の集まりは、ソーシャルディスタンシング(社会的距離の確保)を守りつつ、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を超えたスタッフの交流機会を提供している。とはいえ、野外の集まりに不測の事態はつきものだ。マネジャーは工事現場の爆音や、激しい雷雨、不意に訪れる野生動物に対応しなくてはならない。それでも彼らの多くはその努力を払う価値があると話している。
会議は公園のベンチで、コロナ下の対面求め
工夫する米企業、野生生物の登場や雷雨などのハプニングも
有料会員限定
あなたにおすすめ