ケビン・ウォーシュ氏は今週、連邦準備制度理事会(FRB)議長として初めての連邦公開市場委員会(FOMC)に難しい立場で臨むことになる。同氏は昨年、利下げを主張し、その実行役として選ばれた。しかし、FRB内の議論は逆方向、つまり、利下げでなく利上げへと向かっている。ドナルド・トランプ米大統領が1月にウォーシュ氏を指名した時点では、FRBは利下げに向かうとみられていた。これにより住宅ローンや融資の金利も下がると期待されていた。投資家らは、2025年末の3回の利下げに加え、今年も数回の利下げを予想していた。これは、雇用市場が不安定で、高金利が経済に悪影響を及ぼしているとの懸念があったためだ。一方、インフレ率は関税の影響が薄れればFRBの目標である2%に向かって再び低下する可能性があるとみられていた。
ウォーシュ新議長の苦難、初のFOMCは利上げ気運
今週の初会合で、新FRB議長は自身の就任前に始まった経済の転換に直面している
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