米ファストフードチェーン大手マクドナルドは10日、昨年11月に解任したスティーブ・イースターブルック前最高経営責任者(CEO)が複数の従業員との性的関係について取締役会に虚偽の証言をし、役員としての信任義務に違反したとして、同氏を提訴した。支払った退職金などの回収を目指す。  マクドナルドの訴状によれば、イースターブルック氏はある従業員と短期間、合意の上でテキストメッセージと動画を通じ交際していたことが解任前の調査で明らかになった。ただ、同氏は従業員との肉体関係は否定していた。