新型コロナウイルスの流行で、米アイオワ州ダビューク大学の学生ダトレビオン・モスさん(23)は個人的に数々の打撃を被った。地元病院での夏のインターンシップはキャンセルされた。若年成人のメンタルヘルスに対する意識を高めるために活動する組織「アクティブ・マインズ」のオンキャンパス支部スタートに向けたさまざまな計画は棚上げしなければならなくなった。そして、ここにきて、コロナ感染拡大が続くなか、対面式のクラスに戻ることに不安を感じている。「自分のキャリア、楽しみにしていたことや計画していたことが、全てだめになったように感じた」とモスさんは話す。「そのことで傷つき、打ちのめされた」という。社会的孤立が全てのことを一段と困難にした。「顔を突き合わせた交流に力づけられる。過去4、5カ月それがなく、本当に大変だった」