米金融大手ゴールドマン・サックス・グループが自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)とクレジットカード事業での提携を目指している。4年前に立ち上げたコンシューマーバンキング事業を強化するとともに、将来は運転席に座ったままガソリン代や食料品代を支払う方法が普及すると予想した動きだ。  複数の関係者によれば、GMクレジットカード事業の債権残高は約30億ドル(約3200億円)。ゴールドマンのほか数社が契約を競っているという。  GMがカード提携先を現在の米キャピタル・ワン・ファイナンシャルから変更する、またゴールドマンが契約を勝ち取るという保証はない。