今年これまでのところ、金や銀への投資家は大もうけしている。特にリターンを株式のそれと比較すると好調さが際立つ。金価格に連動する上場投資信託(ETF)のSPDR Gold Sharesは年初来34%、銀価格に連動するETFのiShares Silver Trustは57%、それぞれ上昇している。これに対し、S&P500種株価指数に連動するSPDR S&P 500ETFはわずか4%の上昇だ。投資先として、金と銀は配当がなく、保管コストが必要な点が似ている。だが、違いもあり、投資家によってはどちらかの方がポートフォリオに適している場合もある。どちらも適していないケースもある。以下に検討すべき点を挙げる。
金と銀の投資、4つの相違点
今年は金と銀の価格が高騰しているが、両者には違いもある
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