ストレスオフ・アライアンスが実施した同調査の他項目を参照すると、月1回以上スポーツを現地観戦する人の割合が高かった地域と低かった地域には、好まれる「リラックス行動」にも違いが表れているようだ。例えば、上位にランクインした地域では、スポーツやアウトドア、ペットと出掛けるといった行動をとる人が多いのに対して、今回のランキングで下位だった地域では、DIY、アロマ、コーヒーを飲むなど、インドアなリラックス方法を選択する人が多いという傾向が見られた。

 では、月1回以上スポーツを現地観戦する人の割合を年代別に見ていこう。男性では、スポーツを現地観戦する人の割合が一番高いのは、20.7%で20代だった。年齢を重ねるごとにその割合は低くなり、最も低いのは11.2%で60代だ。一方で女性では、年代ごとの差は小さいものの、60代における8.3%が最も高かった。

 また、こうしたスポーツ観戦は、「ストレスの状態」とどう関係しているのだろうか。厚生労働省実施の「ストレスチェック制度」身体状態(B項目)を基準に、ストレスの度合いごとに月1回以上スポーツを現地観戦する人の割合を集計した。

 すると、男性では高ストレス者のほうがスポーツを現地観戦する人の割合が高いが、女性は低ストレス者においてその割合が高いという正反対の結果になった。

 ストレスオフ・アライアンスが実施した同調査の他項目も合わせて参照すると、月1回以上スポーツを現地観戦している男性は、慢性的な疲労を抱えており、睡眠時間も短い傾向がある。スポーツ観戦は、ストレス発散の手段の一つとして選択されていることが推察できる。

 来年には、コロナの影響で延期となった東京オリンピックという一大スポーツイベントが控えている。健康的に楽しく観戦できることを願うばかりだ。

(本記事は一般社団法人ストレスオフ・アライアンスからの提供データを元に制作しています)

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