著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが、金鉱山会社への投資に乗り出した。景気不透明感が強まり、金に資金を振り向ける著名投資家が増える中、バフェット氏も金相場の上昇に賭けた格好だ。  バークシャーは14日遅く、世界2位の金鉱山会社である加バリック・ゴールドの株式を4-6月期(第2四半期)末時点で5億6500万ドル(約599億円)分保有していると明らかにした。ファクトセットによると、バークシャーはバリックにとって第11位の大株主となる。  これは特筆すべきことだ。バフェット氏はかつて、金への投資は好まないと明言していたからだ。