「使いまくれば使いまくるほど、お金は集まる」と堀江氏 写真提供:学研プラス

スマホはこれから、もっと進化し、不確定な未来を生き抜く「武器」になる。「僕がスマホの使い方で人と違うところがあるとすれば、たったひとつ。それは、スマホというツールを使って見ている『景色』だ」と語るのは、堀江貴文氏。「スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行動スキル」から抜粋して、堀江氏のお金の使い方に関する考えを見てみよう。

日本のお金の現状
最適に分配されない社会

● 魅力的な投資先が少ないため、お金は動かずカネ余りになっている
● 投資家の琴線に触れるアイデアや投資プランをスマホでつくり出せ
● 貯金信仰が強い日本では、スマホによる電子決済の普及が遅れている

 現在の日本は、かつてなかったほどに“カネ余りの国”になっている。マイナス金利であることに加え、政策でお金の供給量を増やしたために、銀行にも市場にもお金は有り余っている。だが、それでも普通の人たちはカネ余りを実感できないでいる。

 これはなぜか。最適に分配される仕組みがないからだ。余ったお金は投資して社会に分配されることが理想ではあるけれど、魅力的な投資先が少ないために、お金は動かず眠ったままになっている。さらに、日本人の貯金信仰の根強さも相まって、余計に流通せず滞っている。

 そうした中で、いざ魅力的な投資先が出てくると、行き場を失っていたお金が一か所にワッと集中する。水の入った大きな皮袋が破裂寸前になっているところに、小さな穴が開き、中の水があふれ出すような現象が起きる。穴を開けた投資先に、一気に大量のお金が流れ込む。お金を得た投資先ではお金が余ったまま。そこで投資をしたら、また儲かってしまう―。

 こうして穴を開けた側のお金持ちは、良いか悪いかは別にして、莫大なカネ余りに直面しているというわけだ。

 日本の率直な現実として、いま、お金持ちたちは、お金を使いたいのに使う先がなくて困っている。だから、チャンスなのだ。彼らの琴線に触れる優れたアイデアや投資プランさえ提案できれば、すぐにお金が投じられる。どこにも手続きに行く必要などない。スマホを使ってアピールすればいいだけだ。

 そうして一度、あなたがお金の流入を実感できたなら、あなたの人生は変わる。
「お金を貯めていても意味がない」という、経済活動の真理を感じ取れるに違いない。だから、お金を貯めることに悩んでいるよりも、まずは発信することだ。パンパンの皮袋に穴を開けに行こう!