米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(JJ)は新型コロナウイルスワクチン開発ではこれまでで最大規模になるとみられる治験を9月下旬までに実施する計画を立てている。参加者は世界で最大6万人に上る可能性がある。製薬業界では米モデルナや米ファイザー、英アストラゼネカなどが開発するコロナワクチン候補を対象に重要な治験の実施が進んでいるが、JJではその倍の規模の治験を計画している。計画は政府データベースで明らかになり、JJも認めた。JJの広報担当者は、治験では「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けた人口集団を代表する相当数の参加者」を集め、ワクチンの安全性や効果、有効期間や適正な服用法などを確認すると述べた。
米J 6万人参加も
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