米カリフォルニア州の控訴裁判所は20日、配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズと同リフトのドライバーを21日までに従業員と分類するよう求める下級審の判決を差し止めた。差し止めにより、両社は上訴期間中も同州での営業を継続できる。ウーバーとリフトは控訴裁判所が差し止めを認めない限り、配車事業を一時停止せざるを得ないとしていた。リフトは20日、これに先立ち、州内での配車事業を深夜に停止すると発表していたが、控訴裁の判断を受けて予定を撤回したと明らかにした。