――筆者のジュリー・ジャーゴンはファミリー&テクノロジー担当コラムニスト ***  新型コロナウイルスによるロックダウン(都市封鎖)が始まった最初の月、イリノイ州ディアフィールドに住むドリュー・シュナーマン君(9)は家で本を読んだり、ボードゲームをしたり、ユーチューブを見たりしていた。しかし、すぐに飽きていた。  「彼はかまってもらいたがることが多く、いつも遊んでとせがんで気を引きたがっていた」。母親のダナ・シュナーマンさんはこう話す。フリーランスでPR業を手掛けるダナさんは在宅勤務をする間、ドリュー君に常に何かをさせるようにしていた。