新型コロナウイルスによるロックダウン(都市封鎖)が始まった最初の月、イリノイ州ディアフィールドに住むドリュー・シュナーマン君(9)は家で本を読んだり、ボードゲームをしたり、ユーチューブを見たりしていた。しかし、すぐに飽きていた。「彼はかまってもらいたがることが多く、いつも遊んでとせがんで気を引きたがっていた」。母親のダナ・シュナーマンさんはこう話す。フリーランスでPR業を手掛けるダナさんは在宅勤務をする間、ドリュー君に常に何かをさせるようにしていた。ドリュー君の友人の一部がiPad(アイパッド)にメッセージを送ってよこし、人気のオンラインゲーム「フォートナイト」に誘ってきた。また、友人たちの母親からもシュナーマンさんに連絡が入り、ドリュー君も参加しないかと尋ねてきた。シュナーマンさんは息子にプレーを勧めたが、本人は関心を示さなかった。息子が友人たちとつながれるようにしたかったことと、自分が常に息子を楽しませなくても済むようにしたかったことから、シュナーマンさんはしつこく勧めた。ドリュー君はようやく試しにプレーしてみることに同意した。
男子の方が巣ごもり向き? ゲームが助けに
オンラインゲームは格好の社交場だが、親はプレーのし過ぎを懸念
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