旅行に出かける人は、予期せぬ事態で旅行をキャンセルして返金されないかもしれないときに備えて、旅行保険に加入する。予期せぬ事態とは健康上の問題や失業、家族の死、嵐、テロ事件などだ。しかし新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で中止になった旅行については多くの人が保険金の請求を拒否されている。旅行保険では新型ウイルスの流行は予想されていなかったからだ。保険会社によると、基本的な旅行保険では感染症のパンデミックは適用除外とされるか、「補償対象となる事由」に入っていない。一般的には、加入者が新型コロナに感染して具合が悪くなり、旅行に行けなくなった場合は補償される。しかしそれ以外は多くの人はほとんどまたは全く補償されない。保険会社によると、ほとんどの保険ではパンデミックの影響やウイルスに対する不安は補償対象にはなっていないという。
コロナ適用外の旅行保険、まだ価値はあるか
パンデミックで中止になった旅行では旅行保険金の請求を拒否されるケースが多い
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