米政権は22日、国内の洋上風力発電プロジェクトの建設を全て停止した。ドナルド・トランプ大統領に不人気の業界に大なたを振るう。内務省は、マサチューセッツ州からバージニア州にかけて進行中のプロジェクト5件について、連邦政府のリース契約を一時停止したと発表した。「最近完成した機密報告書で国防省が特定した国家安全保障上のリスクが理由」だと説明した。洋上風力発電事業を狙ったトランプ政権の措置としてはこれまでで最大規模。ダグ・バーガム内務長官は「きょうの措置は、新たに浮上した国家安全保障上のリスクに対処するためで、関連する敵対技術の急速な進化や、東海岸の人口密集地に近い大規模洋上風力発電プロジェクトによって生じるぜい弱性もこれに該当する」と述べた。
米政権、洋上風力発電プロジェクトを全て停止
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