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 大きなビルや新宿駅のような大きな駅の改札で、何千、何万人も行き交う場所でもぱっと対象者を見つけられるそうです。気づいたら車の運転から調査の最前線で動いてもらい、部長クラスの人がライバル会社の人に機密情報を渡していた決定的証拠を押さえるところまでうまくいったそうです。

 それ以来、レッドスターは難しい案件はTさんに依頼して、一緒に仕事をしているらしいです。Tさんはドローンを駆使するなど、最先端技術も取り入れているみたいです。ただ、どんな現場でもバンダナは巻いているそうです。

女性とチャーハンが好き過ぎる
東京のレジェンド探偵

 チャーハンをこよなく愛する、東京の探偵界ではレジェンドと呼ばれているGさんは、身長185cm、体重100kgで筋肉質。調査力のランクはSクラスで面取り、徒歩尾行、バイク尾行、車尾行に加え、聞き込み能力なども優れています。さらに男気もあり、調査のためならどんな危険も顧みないそうです。また、この天気だったらこのカメラで撮影すれば間違いないなど機器の知識もすごく深く、Gさんから教えられることは多くあります。

 あるとき、対象者の自宅の出入り口を撮影できる場所が、地元の暴走族がたむろしている公園の真ん中だったらしいのです。それでもおかまいなしにど真ん中に立って、調査を続けるという豪快な人です。

 しかし欠点が2つありまして、1つ目は張り込み中に好みの女性が通るとついついナンパしてしまうこと。

 ベテラン探偵Gの口癖は「チャンスを逃すな!」。どこにチャンスを感じているんだ!と突っ込みたくなりますが……、実はナンパをきっかけに付き合った彼女がいるそうです。

 とても綺麗な人で、その人をすごく大切にしていて、張り込み中でも、「映画の約束あるから行くね」と言い、レッドスターが驚くと「1人でもここいけるでしょ?」と言い残していなくなってしまう。レジェンド相手にさすがのレッドスターも何も言えなかったそうです。